部屋の北西に位置する壁が夏は西日で暑くなり、冬は北風で冷たくなってしまいます。
う~んどうしたものか。
そうだ!! DIYで漆喰壁にしてしまおう!
ああっ、けれど問題がありました。ベッドが壁横に置いてあります。
まずいなー、布団が漆喰とこすれて粉が落ちるかもしれない。
考えた末、ベッド周りだけ腰壁にする事に決定!
漆喰壁の一部を腰壁にすることにより、ベッドと布団の粉汚れを防止出来ます。
漆喰&腰壁のイメージが出来たので材料を揃えます!
必要そうな材料は、羽目板、腰見切り、巾木、木工用ボンド、カクシ釘、ニスなど
必要な工具はノコギリ、かなづち、紙やすり、ハケなど。
ホームセンターでカクシ釘、エル型腰見切り材、水性ウレタンニスを調達しました。
個人的な意見ですが、DIYで使うニスは水性のウレタンニスがおすすめです。ハケなどが水洗いが出来て後片付けが簡単。完全に乾けば水にも強いんです。更につや消しタイプはあまりテカらないので木の自然な感じでの仕上がりになります。
羽目板はオンラインショップで調達。
ベッド横で大半が隠れるため、 檜無垢羽目板 のA級品のハネ材で節ありを注文しました。
こちらの檜無垢羽目板、販売ページに記載されています「ハネ材 」とは思えない商材でした。
配送された物は、欠けひび割れが端にほんの少し有りましたが張り付けると影響なさそうな物でした。
あたりです!ニスも塗ってあります。
購入したのは以奈場木材さん。電話や配送の対応が良くて好感をもちました。
通常の施行では巾木も使うと思うのですがベット横で隠れてしまうのと、壁の半分程度の腰板張りなので巾木は付けずに羽目板を張り腰見切りを付ける予定です。
ちなみに巾木は、羽目板と床の境目に取り付ける木材、腰見切り材は羽目板の上部に付ける木材です。
羽目板の上部と下部を隠すので羽目板の長さが多少バラけていても施工出来ますよ。DIY向きですね。
羽目板と腰見切りは自分で切るので「曲尺とのこぎりガイド」を発注です。
木材をカットするといつも曲がってしまうので、上手く切れるといいなと思い購入。
まずは、色目と木目あわせ。
天然木なので、赤みや青みなどの色目と木目の感じが近いものを並べます。 違和感のない程度で 。
色みと木目合わせしたら、番号など付けておくと設置が楽です。
好みの長さにカットします。見切りを付けるので長さの多少のブレは大丈夫です。
ほぼ真っ直ぐにきれてますねー、のこぎりガイドボックス買って良かった!今後のDIYでも役に立つと思います。
今回は巾木を使わないので、エンドマッチ部分はカットしました。隙間部分用の板も切り、切り口はヤスリ掛けします。
羽目板をカットして本数が増えたので、出窓下部分の色みと木目合わせをします。
次に、羽目板の裏側に木工用ボンド付け、左端から羽目板の張り付けです。
天然木なので、反りなどではまりにくい時などは木材を間に入れたたきます。
カクシ釘打ち付け、ボンドが乾くまで放置。隙間部分用の板も張り付け。
ボンドが完全に乾いている翌日に、カクシ釘の頭を横から飛ばしました。
ホームセンターで買った見切りに、ニスを塗ります。
ニスを塗っていないと、ホコリがたまった時の掃除で濡れティッシュなどを使うと余計に粉が出ますよね。
私は、ニス塗りは基本3回塗です。
素材を100~の紙ヤスリでやする、ニス塗る→400の紙ヤスリでやすりニス塗る→800の紙やすりでやすりニス塗る→1000以上の紙ヤスリでやする、以上でツルツルです。ニス塗りは1~2日の間を開けて乾いてから塗ります。
見切りは漆喰塗り後に付ける予定ですが、施行はボンドを付けて貼りカクシ釘を打ち付けます。羽目板貼りと同じです。
木材を使うDIYは、カット・ヤスリ掛け・ニス塗りなどの前作業に手間や時間がかかりますし、出来上がりにも影響します。大切な作業です。
組み立てるのは比較的簡単かな。なので、楽しい時間はあっという間です。
腰壁羽目板張りは完成です。見た目もいい感じに仕上がりました。
次回は漆喰を塗っていきます。