夏、外出して帰ってくると2階の私の部屋はすごく暑くなっています。少しでも対策したい!
昨年【DIYで太陽光発電の軒下換気扇】を付けました。
今回は軒下換気扇のシステムを使い、太陽光で発電した電気で簡易的な室内換気扇の取付DIYを行います。
電気代も高騰しているので無料の電気でやります!
軒下換気扇のシステムは、ファンがDC12V・0.23Aを3連。換気扇のONとOFFを温度で制御するサーモスタット(0.35A)を使用。使用電流の合計は1.04A。室内換気用ファンを追加しても合計12V・1.27Aなのでシステムの更新は行いません。
ちなみに軒下換気扇のシステム自体には手動スイッチとヒューズを取り付けてあります。
サーモスタットは使ってから1年経ちますが、問題なく稼働しています。
電気は一歩間違えれば火事の元になる可能性があります。DIYでやるなら勉強してから自己責任でやりましょう。
必要な部材は、DC12Vファン・配線のコード・スイッチ・端子・結束バンド・アルミダクトホース・アルミテープ・両面テープ・戸当り防音テープ・ファン取付用ブラケット(今回は木材等を加工)・木ねじなど
必要そうな工具は、ドリル・鋸・ハサミ・カッター・ヤスリ・ドライバー・ニッパー・ラジオペンチなど
部材はホームセンターやネットショップで購入しました。
上の写真ですが同時期に購入した別のファンの入れ物に入っていました。ファン本体は8cm 25mm厚 3400rpm SF8-S7になります。すみません。
その他の部材は以前購入した物の残りを使って作っていきます。
では、DIYスタート!
まずは、ファン取付用のブラケットを作成します。
【人工木ジョイント式ウッドデッキでベランダ DIY】で使わないで余った人工木を使用します。
人工木2本を【ノコギリ切断ガイド】を使い14.5㎝にカット。次に8㎝ファンの排気面の大きさに合わせカットします。(ファンを仮止めして現物合わせでマーキング。その後カットしました)
ノコギリ切断ガイドを使うと木材などが簡単に真っ直ぐにカット出来ますよ。
人工木は柔らかく加工し易いです。のこぎりの使用が難しい部分はカッターを使いカットしていきます。
カットが済んだらまたファンをねじで仮止め。各種取付用の穴「ファン取り付け用穴・アルミダクトホース取付用穴・窓枠に固定する穴・スイッチ取付用穴」の場所をマーキング。ドリルで穴を開け、窓枠に固定する穴には軸付砥石などを使い研磨して皿ねじ加工をしました。カットした切断面や穴を開けた所はバリなどが有るので紙やすりでやすります。
スイッチを取り付けます。屋根裏の温度でON・OFFする仕様なので在宅時にエアコンを使用する時などに手動でOFF出来る様にします。スイッチ自体は本体をナットで留めるだけなので、取付穴が有れば簡単に取付が出来ます。
ファンの取り付け部分には振動予防として「100円ショップの戸当り防音テープ」をハサミでカットして取り付けました。
人工木2本を繋ぎ合わせます。接着剤を塗って張り付け、乾くまで洗濯バサミで固定。ファンをねじで止めて固定します。
ファン側配線にスイッチを接続。コネクターも取り付け。電源側の配線にもコネクターを取り付けて接続。スイッチはOFFに!ブラケットを窓枠にビスを使い固定します。
配線には両面テープを貼り付けて窓枠に付けちゃいました。
軒下換気扇のシステムまで配線していきます。
ギボシ端子を使い二股端子を作ります。現状は電源から温度センサーを介して軒下換気扇に給電しています。二股端子を使い温度センサーからの電気を分岐して「軒下換気扇と室内換気ファン」双方に給電するようにします。
配線先に二股端子を使用して軒下換気扇のシステムに接続、配線はきれいにまとめて固定します。
配線が完了したので仕上げと行きますか!ファンの吸入先は特に温まっている天井近くがいいかと思い。アルミダクトホースを使ってみます。
まずは、アルミダクトホースを適切な長さにカット。薄いのでハサミでも切れますよ。
ただし、切り口が鋭いのでケガなどしない様に十分に気を付けて作業します。注意が必要です!
アルミダクトホースは結構伸ばせますし、曲げたりも出来ます。
片側をファンの形状の四角に整え、切り口には100円ショップで購入したアルミテープを貼ります。
アルミダクトホースをファン取付用ブラケットに取付ます。
取付には結束バンドを使用しました。上部の固定は100円ショップのアルミワイヤーを使いライティングバーのスポットライト に固定しちゃいました。
完成です!スイッチを入れてみます。 頑張って回ってますの結構な音!さすが3400rpmファン!小さいのに風量が有り期待が出来ます。
太陽光で発電した無料の電気を使う室内換気が出来ました!
おつかれさまでした!